「本物のコーヒー」とはどのようなものか?1997年7月、農薬や化学肥料に頼らず自然のサイクルで育てられたいわゆる「ジャングルコーヒー」を探し始めました。世界のコーヒー産地を訪れ、たどり着いたのが東アフリカに位置するウガンダという国でした。どこまでも続く山並みと、雄大な湖に囲まれた大地が見渡す限り広がっており、赤道直下に位置する国で、平地の標高が1000メートル、中央部にナイル河、南部にはビクトリア湖など豊富な水源がありました。また、年間平均気温が22℃と快適な気候であることや年間降水量が1100ミリであること。まさに、ウガンダはコーヒー豆にとっての楽園でした。その植物に適した環境であれば薬品に頼らずとも成長(自生)することを知りました。このコーヒー豆は薬品を散布していないことはもちろんのこと、アフリカの地方で生活する経済的に立場の弱い小規模農家様の生活を豊かにすることを主の目的とした商品です。しかし、コーヒーは嗜好品ですので薬剤不使用やフェアトレードといってもコーヒーが美味しくなければ何の意味もありません。当社契約農園の生産者様の努力もあり2020年にスペシャルティコーヒーとして鑑定士より認定を受けました。私たちのウガンダコーヒーはアラビカ種コーヒーの原種((古代種)ティピカであり、マイルドで雑味が少なく、香り高いフルーティーな風味が特徴です。そして、このコーヒー豆と原産地の生産者様のと出会いによって2015年より当社は国内農業へ参入いたしました。
参加情報
2023年3月12日東京第63回